給料無し、会社員を辞める前に作るもの

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今回はFIRE前後にやることシリーズです。この辺りは情報が少ないですよね。法人設立のみの情報、社会保障制度のみの情報、投資のみ、会計のみ、これらの書籍や記事はありますので、それらを読みまくり、組み合わせて実践をしていくという作業が必要となります。私の時の話です。

私が会社員を辞める前後、これに関する情報が無いなと感じていましたし、自身も何やったかを忘れてしまうので、当サイトではFIRE前後にやることシリーズとして次のとおり掲載しています。

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ということで、「給料無し、会社員を辞める前に作るもの」、について。

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会社員を辞めたら無くなるもの

会社員を辞めたら無くなるもの、その一つに給料があります。毎月のものと年2回とか1回とかの賞与ですね。私は会社員時代に3社を経験しており、賞与については1社目は年に3回、2社目は年に2回、3社目は年に1回でした。2社目は入社して9カ月で辞めており賞与を受け取ったことはありませんでしたが年2回でした。

でと、これが無くなったら何が起こるかというと、毎月手にしていた現金が無くなります。給与から投資をしていた場合には、その分が無くなる。もうこれ以上の追加投資をしないというのなら良いのかもしれませんが、会社員を辞めれるほどの勢いで投資をしてきているので、いきなり追加投資を止めることはできないでしょう。自分の得意な相場で買いに行けないとか、積立投資ができないとか、精神的に無理です。

しかし会社員を辞めると、給与、つまり追加投資の原資が無くなります。ではどうするのか。

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キャッシュポジションを作る

会社員を辞めた後の投資の原資を管理する、つまりキャッシュポジションを管理するんです。投資で会社員を辞めれるほどの場合、ほとんど現金を持ってこなかったんじゃないかと思います。私もそうでした。不動産投資で突発的に修繕費がかかることもあるので、その分は確保していましたが、それ以外の現金は常に追加投資していました。全力で投資、常に現金が無い、そのような状態でした。なので、キャッシュポジションを管理したことは、ほとんどなかったです。

で、何をするか。会社員を辞めた後の投資のやり方を見極め、その為に必要なキャッシュポジションを作ります。

まずは退職金を計算しましょう。そして、必要なキャッシュに足りない分は給与で補うんです。そうすると、いつまで会社員をやるのか、いつ辞めるのか、というのが決まります。賞与を受けとる権利日の翌日か、誕生日のケースが多いでしょうか。誕生日は退職金の計算と関わるケースが多いからです。私の場合は、誕生日を自主的定年退職日だと言って辞めました。

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キャッシュポジションと生活費とは別

このキャッシュポジションは、投資におけるキャッシュポジションの話です。日々の生活のためのキャッシュと何かあって無収入になった時のキャッシュ、これらはつまりは生活費なんですが、これはこれで準備します。つまり、次の式を成り立たせるんです。

保有現金 > (日々の生活費分の現金 + 生活防衛用の現金 + 追加投資用の現金)

生活費のために、計画外に資産を現金化する必要がでてくるようでは、会社員を辞めるのはまだ早いです。では、自身が会社員を辞めたら、保有現金はいくらになるのか、それは次の式で計算するのです。

保有現金 = 税引後退職金 + 会社員を辞めるまでの手取り給料

では、保有現金はいくらにすればよいのか。それは各々の事情によるので、いくらかというのを書くことは不可能ですが、辞める直前までの状態に至るような方は、当然にその答えを導くことでしょう。

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