資産と収入はいくらあればよいのか

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資産と収入、これらがどれだけあれば良いかというのは人によりますかね。あればある程よいというのは、私自身も若かりし時はそうでした。経験と知識を身に着けた今では考えが変わっており、いくつかの通過点を経た後に次の通過点が見えてきた状態です。

数年前の老後2000万円問題での大騒ぎのように、多くの人が一体いくらあればよいのかというのを知りたいようです。誰かに教えてもらうようなことではなく、自身で導き出すことなんですが、そういうことなんですね。

ということで、資産と収入はいくらあればよいのか、について。

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お金に気付く

純資産 > 生涯生活費 の状態になるというのがタイトルの答えなんですが、順序があるので、私の場合はということでまずは第一の通過点についてです。

私は国立大学の経済学部を卒業したのですが、大学卒業の時点でお金への知識や経験は多くは有りませんでした。経済学部なのでお金の知識という意味では同年代の平均を上回っていたのかもしれませんが、今の自身から見ると大バカでしたね。

でと、大学を卒業して、多くの方と同じように企業に就職したんですが、転機となったのは1回目の転職のあたりです。1回目の転職の前後でお金の重要さと、自身のお金に対する知識や経験の無さ、バカさに気付いたんですね。気付きだした時、そして気付いた時は大変に気分が悪かったですが、正しく向き合えてよかったです。そうして収入を上げる、資産を増やす、というのを始めました。読書量が急激に増えたのもこの頃からですね。

そして、収入を上げるには転職という事で、1回目の転職から7か月後に2回目の転職、さらには資産を増やすには資産運用という事で株式とファンドへの投資を始めます。1回目の転職と2回目の転職をしたのが27,28歳あたりで資産運用を開始したのも同じ時期です。ちょうどリーマンショックの頃なんですが、いま思えば、この頃が第一の通過点だったと感じています。



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収入と資産を増やす

次に、第二の通過点についてです。

2回目の転職をして程なく、当該企業で勤務するにおいて、投資における強力な制約がついていることを知ることになります。株式投資は実質禁止、なぜか家族にまで制約がつきます。なので、何かできることはないかと行きついた先が不動産投資ということになりました。

不動産投資から得た税引後キャッシュフローの全てを不動産投資に投じます。現在モツ家には子が2人おりますが、子が誕生するまでは会社員の給与も手取りの半分ほど、もしかしたらそれ以上を不動産投資に回していたと記憶しています。妻が妊娠したときは、子が生まれて生活費が上がるので、追加で2,3戸買わないとなということでやってきました。そのため、第1子が誕生してからも、年間に投下できる資金はほとんど変わりませんでした。この辺り、第1子が誕生したあたりが第二の通過点だったと感じます。なお、子が生まれて生活費が上がるので追加投資というのは、第2子の時も同様です。

という訳なので、2人の子の生活費は、生まれた時から私の給与ではなく、投資からの収益ということになります。今はそれに加えて、私と妻、合計4人が投資からの収益の一部が生活費という事になっています。



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資産所得 > 生活費

そして、第三の通過点についてです。

第二の通過点を超える前後ごろから、給与に依存しない、会社に依存しないというのを意識し始めます。そして、投資だけでなく社会保険や税金、制度等についてもますます詳しくなっていきます。

また同時期に、分散投資も意識し始めます。分散投資においては証券投資が良かったのですが、前に記載のとおり強い制約からできませんでしたので、暗号資産となりました。今は280万円ぐらいのビットコインが2万円ぐらいだった時から暗号資産、当時は仮想通貨と言っていましたが投資を意識し始め、5~20万円ぐらいの時に多く買った記憶があります。

そして、価格が上がった暗号資産を売却して税金を支払いながら、勤務先の制約で本来0円でよいのに高額となる販売手数料を払いながら投資信託へと分散させていき、不動産も追加投資していき、不動産投資のみで、

  税引後キャッシュフロー > 生活費 

の状態にしつつ、さらに配当所得や貸暗号資産のキャッシュフローを生むという状態になったのが約2年半前です。ここが第三の通過点でしたね。



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今後どうするか

今は第四の通過点を突破するべく投資を続けています。第四の通過点、それは先にも記載のとおり、

  純資産 > 生涯生活費

の状態になることです。この不等式を発見というか、他で見たことがないので発明でもよいのかもしれませんが、とにかく気付いたのは会社員を辞めた後です。なお、ここで言う純資産は、一般的な純資産から資産を円に換えた時の手数料や税金などの経費を差し引いたものを言います。生涯生活費はインフレ率2%を考慮したものを言います。追加投資をしなくても、時間が経過するとこの状態になるんですが、私は早くこの状態になりたいので追加投資を続けています。

そして、その先には第五の通過点を突破したいですね。資産運用の完全自動化がそれにあたります。10年とか20年とかの長期の取り組みとしてやっていくような事と考えています。

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↓ 純資産 > 生涯生活費 の詳細についてです。

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